子育ての目標と価値観
とりわけ低学年くらいまでは、タイトル通り、息子の「わくわくキラキラした毎日を応援したい」と、それを子育ての目標にしています。
もっと長い目で見た時の目標は別にあるのですが、それを踏まえた上でも低学年のうちは、息子の「この世界ってなんてワクワクするんだろう」といった気持ちや好奇心の芽を幼児期の延長で大事に伸ばしてあげたいと思うのです。
季節のイベントを楽しんだり、
ベランダに寝袋を敷いて天体観測したり、
雨の日や夜のお散歩、
今もそうですがオリンピックを楽しみながら世界について調べたり、
ロケット打ち上げのライブビューイング、
ピザを頼んでサッカー観戦したり、
金曜日の夜は夜更かしして金ローで映画鑑賞、
とか。あまり今と変わりませんが、そういう我が家ならではの体験を、
体験というか思い出を残してあげたいと思うのです。
学びは日常にあると考えますし、低学年のうちは、勉強は生活にまで落とし込んで、実体験として捉えてもらいたいと思っています。目で見て、手で動かして、頭で考える体験をしてほしいのです。
大学入試改革から始まり、21世紀型教育、考える力やアクティブラーニング、ハンズオン学習やオープンエンド等々、詰込み型ではない思考力や問題を見つけ解決する力にコミュニケーション力。
そういった力が求められる時代に息子は生きるのだと思います。嫌な言い方をすると、そういうチカラ(マニュアル化された?)を詰め込まれてしまうのかな...とも思ってしまいます。
そんな時に何が大事になるのかな、と常に自問自答しているのですが、ひとつなんとなく辿り着いた答えは「価値観」「倫理観」なのかな、と。
マニュアル化された考える力なんて「つまらない」と思う価値観や、
失敗は沢山していいんだという価値観、
意見が対立した際にどう解決していくのかだって、
価値観・倫理観に基づいて判断されるでしょう。
その価値観・倫理観によって、考え方や問題解決の仕方、コミュニケーションの取り方にその人らしさが出てくるのではないか、と考えました。
なので、年中さんになった頃から、その価値観のベースとなる部分を意識してきました。
が、そういうものは、毎日の中での家庭の考え方や、私にも気がつかない部分が息子に影響を与えているのだと思います。良くも悪くも。
ですから、まずは、私自身が何を大切にするのか、問題にはどういう姿勢で取り組むのか、自分らしくいないとなと思うのです。
私も息子と一緒に楽しい体験をいっぱいしたい!
それもまた、彼の価値観のベースとなってくれたらいいな。