好奇心の反応もいろいろ
これから必要となるスキルについては日々あれこれ考えていますが、そんな中でも度々読み返しているこちらの記事。
とくに、以下に引用した部分については、印象に残っています。
年齢に合った学習を考えると、幼少期に培ったものでずっと、その子の特性として残ることがわかっているのが『態度』なのだとか。「粘り強く頑張る、諦めないとか、人目を気にするなどの『態度』ですね。知識的なものは上書きされるので差がなくなるのですが、幼少期の『態度』は大人になっても残るのです」。この『態度』こそ、新しい知識やスキルを何歳になっても習得していく土台になる。それを築くのが7歳ぐらいまでの幼少期なのだとか。
根底の部分ですよね。粘り強く頑張る事もそうですし、知らないことを知ることに喜びを感じたり、素直にアドバイスを聞き入れてみたり。そういう「いい子」?な態度の一方で、我が子によく見られる、出来ないことが悔しい、失敗が悲しい、負けて悔しいという態度だって成長の契機となる場面を何度も見てきたので、こういう態度だって私は良いと思うのです。(少々面倒でもありますが....)
そして、ここですね。
「これをやっておけば間違いなく、『21世紀型スキル』が身につくというものはないんですね。でも、好奇心が持てないと、いろんな活動に繋がっていかない。経験を引っ張っているのが好奇心なので、多様な活動を用意してあげて、こどもが反応したところをベースに好奇心の枝を伸ばしてあげてほしいです」
この、好奇心を持つということについて、考えていたことがあります。
子どもが好奇心を持った時、目を輝かせて「うわ~」「なんで?」「どうして?」と無邪気な姿が思い浮かべますよね。少なくとも私はそういう姿を想像して子育てしてきました。
でも、我が子はそういう反応はしません(笑)。ちょっと大人びたところもあるので反応は非常にクールです。響いてるんだか響いてないんだかよく分からない場合がほとんどです。むしろ私の方が無邪気なくらいです(泣)。
ですが、よーく見ているんですよ。そういう時のことを本当によく覚えていて、何かふとした時に「これはこうだったよね」と自分の工作に取り入れてみたり、「あれはこうだったから」と実験してみたり。本当に不思議です。「えー!全然興味示さなかったのに!」とよくなります。
季節のイベントや実験、天体観測などをよく家でやったりもしますが、その時の反応だって結構あっさりしてるんですよね。でもその時の話を嬉しそうに園の先生話したりしているそうなので、謎です(笑)
というわが子のようなタイプの場合、親が日々の生活を楽しんだり、ニュースの話をしたり、勉強したりする姿を見せることで、それを良く見ていて自分のものにしていくのではないかな、と思っています。